調剤薬局・ドラッグストア・病院・企業、働きがいと将来性で選ぶべき業態はこれだ!

2025年10月時点の情報です。

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あなたが選んだ業態、本当に正解ですか?

「今の職場、自分に合っているのだろうか」

調剤薬局で働くあなたは、ドラッグストアの高年収に憧れを抱く。病院薬剤師のあなたは、調剤薬局の待遇改善に心が揺れる。企業で働く友人の話を聞いて、自分のキャリア選択に疑問を感じる。

薬剤師として働く業態は、大きく分けて4つあります。調剤薬局、ドラッグストア、病院、そして企業です。それぞれに特徴があり、年収も労働環境も将来性も全く異なります。

私は元調剤薬局チェーンの人事部長として、数百名の薬剤師採用に携わってきました。面接で「ドラッグストアから転職したい」「病院を辞めて調剤薬局に来た」という声を数え切れないほど聞いてきました。その多くが「業態選びで失敗した」と語っていたのです。

同じ薬剤師免許でも、選ぶ業態が違うだけで生涯賃金に5,000万円以上の差がつく。これは大げさな話ではなく、賃金テーブルの構造的な違いです。ワークライフバランスを左右する重要な選択です。そして何より、薬剤師としてのキャリアパスを決定づける分岐点なのです。

今回は、4つの業態を「働きがい」と「将来性」という2つの軸で徹底比較します。人事部長として採用現場で見てきた生々しい実態と、元薬剤師として肌で感じた現場の声を包み隠さずお伝えします。


第一章:4業態の基本データ比較 – 数字で見る現実

まず、客観的なデータから見ていきましょう。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」と私が人事部長時代に収集した業界データを基に、4業態の実態を整理します。

年収の実態

調剤薬局の平均年収は450万円~550万円です。管理薬剤師で550万円~650万円が相場となります。エリアマネージャークラスで700万円前後というのが一般的です。

ドラッグストアは初任給から高めに設定されています。新卒で450万円~500万円、3年目で500万円~600万円、店長クラスで600万円~750万円です。ただし、これには理由があります。

病院薬剤師の年収は公立・私立で大きく異なります。公立病院なら400万円~600万円で安定しています。私立病院は350万円~500万円と低めです。役職に就いても650万円が上限というケースが多いのです。

企業(製薬会社・CRO等)は600万円~800万円がボリュームゾーンです。管理職になれば900万円~1200万円も現実的です。ただし、企業は『臨床経験』を評価しません。即戦力のビジネススキルや英語力が問われるため、薬剤師免許一本で勝負しようとする人には、門自体が開かれていないのが現実です。

労働時間の真実

調剤薬局は「9時~18時」という求人票をよく目にします。しかし実際には、開局準備や閉局後の片付けで前後30分ずつ延びるのが普通です。在庫管理や薬歴入力で残業が発生します。一人薬剤師の店舗では休憩時間すら取れないことがあります。

ドラッグストアの労働時間は長いです。シフト制で早番・遅番があり、遅番なら21時~22時まで勤務します。休日出勤も珍しくありません。「土日休み」を希望すると、昇進コースから外されるケースもあります。

病院は当直やオンコールがあります。急性期病院なら月2~4回の当直は覚悟が必要です。薬剤部の人員が少ない病院では、休日呼び出しもあり得ます。ただし、残業代はきっちり出る傾向にあります。

企業は比較的ホワイトです。フレックスタイム制やリモートワークを導入している企業も増えています。ただし、プロジェクト繁忙期には深夜残業が続くこともあります。


第二章:働きがいで比較する4業態の実態

年収や労働時間だけでは測れないのが「働きがい」です。人事部長として面接で聞いた「辞める理由」の上位に、必ず入っていたのがこの問題でした。

ポイント1:調剤薬局の働きがいは「患者との距離」で決まる

調剤薬局の最大の魅力は、患者さんと継続的な関係を築けることです。「○○さん、この前の薬は効きましたか?」という会話ができる。在宅医療に携われば、患者さんの生活そのものを支えられます。

しかし、これが成立するのは「かかりつけ薬局」として機能している店舗だけです。大型門前薬局では、流れ作業のような調剤業務に追われます。患者さんとの会話時間は確保できません。

私が面接した30代の女性薬剤師Aさんは、こう語っていました。

「前の薬局は1日200枚の処方箋をさばくだけ。患者さんの顔も覚えられない。薬剤師としてのやりがいを感じられなかった」

働きがいを求めるなら、処方箋枚数が1日40~80枚程度の中小規模薬局を選ぶべきです。在宅医療に力を入れている薬局なら、さらに専門性を高められます。

ポイント2:ドラッグストアは「マルチタスク耐性」が試される

ドラッグストアの働きがいは「幅広い業務経験」にあります。調剤だけでなく、OTC販売、商品陳列、レジ打ち、在庫管理、売上管理まで経験できます。店長になれば、スタッフ教育や採用面接も任されます。

ただし、これを「働きがい」と感じるか「雑務」と感じるかで評価は真逆になります。

私が人事部長時代、ドラッグストアから転職してきた40代男性薬剤師Bさんは、こう言っていました。

「レジ打ちや品出しをしている時間が長すぎて、薬剤師としてのスキルが落ちた。調剤に専念したくて転職を決めた」

一方、ドラッグストアで店長まで昇進した人は「経営感覚が身についた」と満足している人も多いです。マネジメント経験は、将来的に独立や企業転職で活きてきます。

あなたが「専門性を深めたい」タイプなら、ドラッグストアは向きません。「幅広く経験したい」「将来は経営に関わりたい」タイプなら、検討の余地があります。

ポイント3:病院薬剤師の働きがいは「チーム医療への貢献」

病院薬剤師の最大の魅力は、チーム医療の一員として働けることです。医師・看護師と対等に議論できます。カンファレンスで処方提案が採用された瞬間の達成感は、他の業態では味わえません。

病棟業務では、患者さんの病態を深く理解できます。薬物療法の効果を目の前で確認できます。専門性を高めたい薬剤師にとって、これ以上の環境はありません。

ただし、病院特有のストレスもあります。医師の中には「薬剤師は調剤だけしていればいい」という旧態依然とした考えの人もいます。看護師との関係構築に悩む薬剤師も少なくありません。

私が面接した20代の女性薬剤師Cさんは、こう語っていました。

「病棟業務はやりがいがあった。でも、夜勤と当直がきつすぎて体調を崩した。もう少し落ち着いた環境で働きたい」

働きがいは高いです。しかし、体力的・精神的負担も大きいことを理解しておく必要があります。

ポイント4:企業薬剤師は「新しい価値創造」にコミットできる

製薬会社やCROで働く薬剤師は、新薬開発や治験に携わります。自分が関わった薬が世に出る喜びは、他の業態では得られません。

学術部門なら、最新のエビデンスに触れ続けられます。MSLとして医師に情報提供する仕事は、高い専門性が求められます。DI業務では、全国の医療機関からの問い合わせに対応します。

ただし、企業薬剤師の仕事は「成果」がシビアに問われます。ノルマや目標数値が設定されることもあります。調剤薬局のように「今日も無事に業務が終わった」という安定感はありません。

私が人事部長時代、企業から調剤薬局に転職してきた30代男性薬剤師Dさんは、こう言っていました。

「成果を出せないとすぐに評価が下がる。プレッシャーに耐えられなくなった。もっと穏やかに働きたい」

働きがいは高いです。しかし、プレッシャーに強く、成果主義の環境で成長したい人向けです。


第三章:将来性で比較する4業態の未来予測

「今は良くても、10年後はどうなのか」

この視点が欠けていると、キャリアの中盤で後悔することになります。人事部長として採用面接をしていた時、40代・50代の薬剤師から「もっと早く業態を変えておけば良かった」という声を何度も聞きました。

ポイント1:調剤薬局の将来性は「在宅・専門性」で決まる

調剤薬局は『淘汰の時代』に入りました。かつての『開ければ儲かる』時代は終わり、明確な生存戦略を持つ薬局以外は、M&Aの対象でしかありません。

処方箋枚数は今後減少していきます。2025年をピークに、人口減少と医療費抑制で市場は縮小します。大型門前薬局は淘汰されていくでしょう。

しかし、在宅医療や専門薬剤師の需要は増え続けます。かかりつけ薬剤師として地域医療に貢献できる薬局は生き残ります。がん専門薬剤師、認知症ケア、緩和ケアなど、専門特化した薬局は差別化できます。

私が人事部長だった頃、こんなケースがありました。50代のベテラン薬剤師Eさんは、緩和ケア認定薬剤師の資格を取得していました。在宅医療に注力する薬局に転職し、年収を100万円アップさせたのです。

将来性のある調剤薬局を選ぶなら、以下の条件を満たす薬局を探すべきです。

在宅医療の実績があること。専門特化した領域を持っていること。経営が安定していること(大手チェーンまたは地域密着で10年以上の実績)。研修制度が充実していること。

ポイント2:ドラッグストアは「調剤併設型」が主戦場に

ドラッグストア業界は、今後も成長が見込めます。高齢化社会において、健康相談ができる身近な存在としての需要は高まります。

ただし、調剤併設型ドラッグストアとOTCのみのドラッグストアでは、将来性が全く異なります。

調剤併設型は今後も拡大します。処方箋応需と健康相談を一体化した「ヘルスケアステーション」としての役割が期待されています。薬剤師の価値も高まるでしょう。

一方、OTCのみのドラッグストアは、ECサイトとの競争に晒されます。「店舗で相談できる」という付加価値がなければ、生き残りは難しくなります。

将来性を考えるなら、調剤併設型で健康相談に力を入れているドラッグストアを選ぶべきです。セルフメディケーション推進の流れに乗れる企業なら、キャリアアップの道も開けます。

ポイント3:病院薬剤師は「専門性」が生命線

病院薬剤師の将来性は、専門性を持っているかどうかで決まります。

診療報酬改定で、病棟薬剤業務や薬剤管理指導料の点数は維持されています。専門薬剤師や認定薬剤師の評価も高まっています。病院経営にとって、薬剤師は「収益に貢献できる職種」として認識され始めているのです。

ただし、専門性のない薬剤師は厳しい立場に置かれます。調剤だけしかできない薬剤師は、将来的に外部委託される可能性があります。

私が人事部長時代に面接した40代の男性薬剤師Fさんは、こう語っていました。

「病院で20年働いたが、専門資格を何も取らなかった。気づいたら後輩に追い抜かれ、キャリアアップの道が閉ざされた」

将来性のある病院薬剤師になるためには、以下が必要です。

専門資格を取得すること(がん専門、感染制御、糖尿病療養指導など)。病棟業務の経験を積むこと。チーム医療でのコミュニケーション能力を磨くこと。学会発表や論文執筆の実績を作ること。

ポイント4:企業薬剤師は「市場価値の最大化」が可能

企業薬剤師の将来性は、4業態の中で最も高いです。製薬業界は今後も成長が見込めます。新薬開発やバイオ医薬品の市場は拡大し続けます。

企業で経験を積めば、市場価値は飛躍的に高まります。製薬会社での経験は、CROやSMO、医療機器メーカー、健康食品メーカーなど、幅広い業界で評価されます。年収1000万円も現実的な目標になります。

ただし、企業薬剤師になるハードルは高いです。新卒採用が中心で、中途採用は即戦力が求められます。臨床経験だけでは不十分です。英語力、プレゼン能力、マーケティング知識など、プラスアルファのスキルが必要になります。

将来性を最大化したいなら、以下の戦略を取るべきです。

20代~30代前半で企業転職にチャレンジすること。英語力(TOEIC800点以上)を身につけること。専門資格や学会発表の実績を作ること。転職エージェントを活用して、非公開求人にアクセスすること。

第四章:人事部長の「採否判定」実例集 – 合否を分けた紙一重の差

ここまで4業態を比較してきました。しかし、どの業態が「正解」かは、あなたの価値観や人生設計によって変わります。 人事部長として数百名の薬剤師と面談し、「年収提示額を決めてきた」立場から、成功した人と失敗した人の決定的な違いをお伝えします。

成功例:病院から調剤薬局へ ー「経験」を「加算」に変換できたGさん

30代女性薬剤師Gさんは、急性期病院から「在宅注力の中規模薬局」へ転職しました。 通常、病院から薬局への転職は「作業スピードの懸念」から、採用を渋るケースもあります。しかし、彼女は面接でこう言いました。 「私は緩和ケアの認定を持っています。御社がこれから在宅で麻薬管理加算を取っていく際、中心となって動けます」 私はこの言葉を聞いた瞬間、予定していた年収提示額に50万円を上乗せしました。彼女の経験が、自社の利益に直結すると判断したからです。 結果、彼女は年収を維持しつつ、当直のない生活を手に入れました。

失敗例:ドラッグストアから病院へ 「勉強代」を計算できなかったIさん

40代男性薬剤師Iさんは、DS店長(年収700万)から「専門性を高めたい」と病院へ転職しました。 志は立派です。しかし、病院側の採用担当としての評価はシビアでした。 「店長経験は病院では役に立たない。臨床経験がないので、給与は新卒+αの400万円スタートになります」 Iさんはこれを受け入れましたが、生活水準を落とせない家族との摩擦、そして年下の先輩薬剤師からの指導にプライドが耐えられず、わずか1年で退職しました。 「やりがい」だけで、年収300万円ダウンの生活に耐えられるか。 そのシミュレーションが甘かったと言わざるを得ません。


第五章:【戦略】あなたに合う業態を決定づける3つの踏み絵

業態選びで迷うのは、判断基準が「今の年収」や「今の休み」という、近視眼的なものになっているからです。 人事部長として数多くのキャリアを見てきた経験から、「後から取り返しがつかない」という意味で極めて重要な3つの基準をお伝えします。これらを天秤にかけ、自分にとっての正解を選んでください。

判断基準1:「キャリアの不可逆性」を知る(後戻りできるか?)

業態選びには「片道切符」のルートが存在します。 例えば、「企業(製薬会社)」や「病院」への転職は、年齢とともに門が閉ざされます。 新卒や20代ならどの業態も選べますが、30代後半で「調剤薬局から製薬会社へ」「ドラッグストアから急性期病院へ」転職するのは、極めて困難です。

一方で、その逆(企業・病院 → 調剤薬局・ドラッグストア)は、40代・50代になっても比較的容易です。 もしあなたが20代〜30代前半で、企業や病院に少しでも興味があるなら、「まず入るのが難しい業態」に挑戦すべきです。調剤薬局に行くのは、その後でも遅くありません。 「いつでも行ける場所」を焦って選ぶ必要はないのです。

判断基準2:「ストレスの種類」との相性を見極める

どの業態にもストレスはあります。重要なのは「あなたが耐えられるストレスの種類」を選ぶことです。

  • ドラッグストアのストレス(肉体・数字): 立ち仕事、品出しなどの肉体労働、そして物販ノルマ。これらを「運動不足解消」「ゲーム感覚」と楽しめる人は向いていますが、「私は薬剤師なのに何をしているんだ」とプライドが邪魔する人は、心を病みます。
  • 病院・企業のストレス(人間関係・プレッシャー): 医師や他職種とのヒエラルキー、組織内政治、成果へのプレッシャー。これらを「成長痛」と捉えられる人は伸びますが、「平穏に働きたい」人には地獄です。
  • 調剤薬局のストレス(閉塞感・単調さ): 狭い店舗での固定された人間関係、ルーチンワーク。変化を嫌う人には天国ですが、刺激を求める人には「飽き」との戦いです。

あなたが「何になら耐えられるか」。過去の経験から振り返ってみてください。

判断基準3:「瞬間最大風速」か「生涯賃金」か

給与の増え方は、業態によって全く違います。

  • ドラッグストア: 「初速」が最強です。20代で高年収を得られますが、40代以降の伸び代は頭打ちになりがちです。若いうちに資産を作りたい人向けです。
  • 企業: 「大器晩成」型です。入社時は並でも、出世すれば1,000万円超えが狙えます。リスクを取ってトップを目指す人向けです。
  • 病院・調剤薬局: 「安定」型です。劇的な昇給はありませんが、長く細く稼げます。

「今すぐお金が欲しい(奨学金返済など)」のか、「50代で笑っていたい」のか。人生のマネープランと照らし合わせてください。

業態選びで失敗しないために

業態選びで失敗する最大の原因は「情報不足」です。求人票だけでは、職場の実態は分かりません。

私が人事部長として採用活動をしていた時、転職エージェントを活用している薬剤師は、明らかに情報量が多く、的確な質問をしてきました。

転職エージェントは、複数の業態の求人を横断的に比較できます。「この条件なら調剤薬局が良い」「あなたの希望ならドラッグストアも検討すべき」といった、プロの視点でアドバイスをもらえます。

実は、人事部長として多くの紹介会社と付き合う中で、「この会社の担当者からの電話なら、どんなに忙しくても取る」と決めていた会社が数社だけありました。なぜ彼らは特別だったのか?どうすれば、あなたの経験とスキルを、最大限評価してくれる職場を見つける「本物の担当者」に出会えるのか。 

ここで書くと長くなるため、採用担当しか知らない「エージェント活用の裏ノウハウ」として別の記事にまとめました。本気で転職を成功させたい方だけご覧ください。推奨は、3社すべてに登録し、担当者の質や求人の内容を比較することです。

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複数のエージェントに登録し、業態ごとの情報を集めてください。その上で、自分に最適な業態を選んでください。


自分の可能性を「安売り」しないでください

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

調剤薬局、ドラッグストア、病院、企業。どの業態にも魅力があり、課題があります。どれが「正解」かは、あなたの価値観次第です。

しかし、一つだけ確実に言えることがあります。

業態選びは、あなたの市場価値を大きく左右するということです。

専門性を高められる業態で経験を積めば、40代・50代でも転職先に困りません。年収を上げやすい業態を選べば、家族の生活水準を向上させられます。ワークライフバランスを重視できる業態なら、長く健康に働き続けられます。

私が人事部長として面接してきた薬剤師の中で、キャリアに満足している人には共通点がありました。それは「自分の価値観に合った業態を選んでいる」ことです。

年収を最優先する人がドラッグストアを選び、専門性を追求する人が病院を選び、ワークライフバランスを重視する人が調剤薬局を選んでいました。そして、転職エージェントを活用して十分な情報を集めた上で、決断していたのです。

あなたが今の業態に疑問を感じているなら、それは「変わるべき時」かもしれません。我慢し続ける必要はありません。あなたの市場価値は、あなたが思っているよりずっと高いのです。

まずは情報収集から始めてください。そして、業態横断的に求人を比較してください。自分の可能性を、自分で狭める必要はありません。

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あなたのキャリアは、これから始まります。

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この記事を書いた人

調剤薬局チェーン元人事部長・薬剤師・中小企業診断士。
約4年間、人事責任者として薬剤師の採用・評価制度設計に従事。大手を中心に20社以上の紹介会社と折衝し、採用の舞台裏から「紹介会社の実力差」を熟知する。現在は経営コンサルタントとして、調剤薬局の採用戦略や人事考課制度の設計支援を行う一方、薬剤師個人のキャリア支援も行っている。採用側と求職側、双方の視点を持つ「情報の非対称性を解消する」解説に定評がある。

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